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あらためて

思い返してみて、やらないようにやらないようにと気をつけてたにもかかわらず、基本から考えることを失念してミスをした箇所も多々ありますし、なんであんなところを間違えたんだろうとも思います。普段なら絶対にしないミス・思考をしているところもありますし、満足に書けたというレベルには程遠いものです。おそらく合格された方のほとんどが自分の書いた答案に対して、そのように感じているのではないでしょうか。

わりといい成績だった公法・民事にしても、見ていただいたとおり大したことは書けていません。
司法試験は完璧な答案をそろえなくても、難しいことを書かなくても(書けなくても)、大ミス小ミスをしても、それなりに書ければ十分に合格できるということが分かっていただければと思います。しかも、そのそれなりに書けたところといっても、どこの基本書でも扱っている部分や判例百選・重判レベルの判例に関する超あたりまえの部分だけです。

あのプレッシャー下において、六法と頭の中に入っている知識だけを頼りに初見問題を30分~40分で考えて、全科目について出題趣旨完全合致の答案を揃えるなんて、土台無理な話です。少なくとも私にはそうでした。
受験生にできる対策といえば、練習は本番のように、本番は練習のように、一定のパフォーマンスを発揮し、未知の問題がでても基本的な知識を駆使してなんとか解答できるように自習でひたすら訓練することでしかないのでしょうね。


最後に、今年惜しくも残念な結果になってしまった友人へ伝えたことを一部転記したいと思います。




おれがみるに(友人)の知識の量は十分だと思うよ。だからどうか知識を増やして知らないことをなくそうという方向での勉強はやめてほしい。この先、周りとの知識の差があるように感じて不安になることもあると思うけど、こっちの方向は完全に誤りなので本当に気をつけて。
そうではなくて、①持っている知識の基本的部分=条文、基本判例、定義、条文趣旨、制度趣旨、制度の仕組みの理解、制度の沿革、他の法律概念とのつながり等をより確実にすることと(質の問題)、②そうやって深化させた知識・理解をダイレクトに「答案に示す」練習をすること(アウトプットの問題)、③そして、「試験的に評価される答案の形」を追求すること(形式面の理解)が必要だと思います。
司法試験って他人に採点されるわけだし、採点基準だってよくわからない。あの緊張感の中でしっかり書けることなんてほんのわずかでしょ。知らない、考えたこともない問題に立ち向かうのに頼りになるのはブラッシュアップされた基本的知識しかないよ。
論文試験では自分の書きたいことや書けることを何でもかんでも書けばよいというものではありません。自己満足の答案にならないように、「時間内でコンパクトにバランス良く、淡々と処理しきること」が基本です。
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theme : 司法試験・資格試験・語学試験
genre : 学問・文化・芸術

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弁護士(63期)。いわゆる大手渉外法律事務所で働いています。

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