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模試について

模試については、私は積極的に受けるべきだと考えています。
  1. 問題演習の場
  2. 時間配分の練習
  3. 問題傾向への慣れ
  4. 他人が周りにいる場所で問題を解くことへの慣れ
  5. モチベーション維持、目標
が主な理由です。

第1 短答式試験

個人的に短答式試験に強い不安を感じていたため、短答答練(スタンダード短答オープン)をフルセットで受けました。辰己にしたのは、受講者が多かったからです。
  • もっとも、2008年9月~12月の時点では、総得点に占める割合が短答:論文=1:4であることを前提に動いていたので、1:8となった今、TKC模試に加えて予備校答練まで受ける必要があるかどうかは再考の余地があると思います。
  • 短答式模試では、ストップウオッチを使って時間管理を徹底することをおすすめします!!時間の使い方の感覚を身につけてください。
第2 論文式試験

論文式試験については、苦手意識がなく、別途問題検討のゼミで長文問題を書く時間を作っていたので、予備校の答練は原則不要と考えました。一方で全国模試は本会場でのリハーサルの意味から極めて意味があると思います。休み時間の使い方や緊張への対処方法も学ぶことができ、大変有用でした。
  • 問題集を使った論文演習でもストップウオッチを使って、どんな問題も構成30分~40分+論述90分~80分に収めるように訓練しました(2時間の試験の場合)。
第3 アドバイス

(1)目指すべき答案の姿
司法試験は、高得点を取らなければ受からないテストではありません。全科目50点を取れれば余裕の合格です。平々凡々の答案を目指しましょう。「基本的な部分」を落とさずに、とにかく最後まで書ききってください。

(2)途中答案の禁止
時間を計って論文の問題を解くときは、「絶対に途中答案にしない」ことを徹底的に意識してください。練習でできないことは本番でもできません。どんなに分からなくても、枚数は少なくてもよいので、必ず結論まで至ることです。検討したことのない論点に直面した場合には、「こうこうこういう理由で分からない」ということ(=問題意識)を答案に示した上で、「分かんないんだけど、少なくともこうは言える」とか「基本から考えるとこうなるはずだ」ということを書くように努めてください。問題意識が答案に示されるだけで、一定の点数が付きます。何も書いていなければどうあがいても0点です。本試験では、検討したことのない、手がかりも乏しい問題が山ほど眼の前に現れます。練習の段階でなんとかして結論を出すことに慣れていないと、意味不明な答案を書いて自滅することになります。失敗は練習のときに山ほどしておきましょう。

(3)時間制限
「初見の論文の問題について、制限時間内に解くあるいは本番でかけられるのと同じだけの時間で答案構成をする」という練習を重視してください。どれだけ知識があって、どれだけ最新の問題意識を知っていて、時間をかければ素晴らしい論文を書けるとしても、制限時間内に文章化できなければ点にはなりません。この試験は「答案構成時間に構成できた内容が当該受験生の実力のすべて」です!!答案外の考えなど、採点の対象としては存在しないのです。そんなことはあたりまえだと思うかもしれませんが、非常に重要なことです。

(4)基本的部分の重視
上位合格者の再現答案を見ると、(再現性の程度問題は措くとしても)極めて基本的であたりまえのことしか書いていないことが分かります。ある意味では「つまらない」答案かもしれません。しかし注目すべきは、大きなミスがなく、基本部分の軸がすっきりして一本筋が通っていることです。何度でも言いますが、司法試験で求められているのは、難しいことを書くことではありません。難しい問題だからといって難しいことを書かなければならないのではありません。それよりも注意すべきは、みんな書けるところの知識があやふやで減点されてしまうことです。差がつくのは基本的部分です。ごく当たり前のことを淡々と書くことを意識するだけでだいぶ答案が変ってくるはずです。司法試験は、基本的知識に支えられた「答案の筋」、「答案の枠」がしっかりしているかどうかで合否が分かれる試験です。

(5)試験の捉え方(気持ちの持ち方)
司法試験をむやみに神聖化しないことが重要です。お気楽に、「たかが試験、落ちてたまるか。」くらいの気持ちで臨むのがいいと思います。

第4 模試の結果(参考)

1 短答式試験模試
TKC(9月):190点程度
TKC(12月):260点程度
TKC(3月):280点程度(80%)
辰己総択1(3月):290点程度(80~85%)
辰己総択2(4月):300点程度(85~90%)
辰己全国模試(4月):290点程度(80~85%)
でした。

2 論文式試験模試
※論文式試験の模試は全国模試を除いて受験していません。

3 全国模試
辰己全国模試(本会場受験)のみの受験(総合100番以内)です。
短答式試験・総合A判定(=公法系:民事系:刑事系=A判定:A判定:A判定)
論文式試験・総合A判定(=選択科目:公法系:民事系:刑事系=A判定:A判定:A判定:A判定)
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theme : 司法試験・資格試験・語学試験
genre : 学問・文化・芸術

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No title

>管理人のみ閲覧できますさん

ご質問ありがとうございます。

私は、「模試について」の記事にあるように、1ないし5の理由から短答模試を受けました。ただ、択一の比率が1:8となった現時点において、私がTKC模試に加えて予備校の模試まで受けるべきかをもう一度判断しなければならない立場にあるとしたら、拘束される時間に見合った効果を得ることができるかどうかという観点から良く考える必要があると思います。

答練の受講は、何かの目的を達成するための手段に過ぎません。手段それ自体について、その必要性や是非が絶対的に存在するわけではないので(手段の合理性は目的との関係によって決まるためです。憲法と同じです。)、管理人のみ閲覧できますさんがスタンダード短答答練を受けたほうがよいかどうか、の答えは管理人のみ閲覧できますさんの中にしか存在しえません。
何かを実行するに当たっては、「現状を把握する→現状と目標(合格)とのギャップを埋めるために何が必要かを考える→それを得るためにどうすべきかを考える→達成手段を(複数あれば複数)考える→各手段を採用する(自分の中の)理由を考える→自分の中で納得のいく手段を選択し実践(検証)する→適宜修正して実践を繰り返す」というステップを意識的に踏むことが大切かと思います。
当該手段が必要であり、かつ、最も合理的であると(自分の中で)納得いくのであれば、周りの意見は問題とはならないと思います。個々人によって現況は異なりますし、どの手段が合っているかも異なります。
したがって、「本試験の出題傾向とずれがある」ということが、答練を受けることの目的(=何を得るために答練が必要なのか)との関係で、どれだけマイナスの要因となるのかをもう一度検証してみることで、選択もしやすくなるのではないでしょうか。
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